
お疲れさまです。
今回は、私がメンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種を受験・合格した時のお話です。
私の場合、Ⅲ種をいきなりすっとばしていきなりⅡ種を受験しましたが、結果90点で合格できました。
過去の私の日記を確認すると、受験日は2025年11月2日で、9月28日に「本日より勉強開始。(中略)想像より覚えること多くてヤバい」とか書いてたので、学習期間は1ヶ月とちょっとですね。
社会人が独学で合格を目指す場合、一般的には50〜100時間程度が目安と言われています。私の場合は約60時間でした。
この1ヶ月の期間を、「短期間」というのか「普通」と感じるのかは人によって違うと思います。ただ、この期間でそこそこ点数は取れた(笑)と思っておりますので、少しでも参考になればと思い、ブログにすることにしました。
この検定に興味のある方や、約1ヶ月で合格したいという方向けに、私自身が独学でどのような勉強方法を取ったのか?お伝えしたいと思います。
この記事でわかること
- メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種の合格率
- いきなりⅡ種から受けていいのか?
- 1ヶ月・60時間で合格した具体的な勉強法
- 取得後、現場でどう役に立ったか
メンタルヘルスマネジメント検定を受験しようと思った理由
ここ数年、グループ内の店舗で若い従業員を中心に、メンタル不調による休職・退職が増えているという話を繰り返し耳にしてきました。
「先輩の当たりがキツい」「仕事とプライベートの両立が難しい」など、そういった声が多い中、
レアケースとして「同じ職場の同僚が他の人の噂話をしているのを聞いた」ことで、メンタル不調になり、最終的にうつ病と診断されたというケースもありました。
私は、その話を聞いたとき、自分がその店舗の店長ならどうするんだろうと不安になったんです。
また、メンタル不調はパッと見で判断することが難しい。私自身にその知識がないため、仮に自分の店舗で同様の対応が必要になったときに、どう動いていいか分からないという状態。もちろん、見て見ぬふりをすることもできないし、何も知らないままで中途半端に動くのもどうかと思う。
なので、まずは
「ちゃんと正しい知識を身につけよう」
そう思ったのが、受験のきっかけです。
当初の目的は資格を取得することではなくて、「目の前のスタッフを守れる店長になりたかった」というのが正直なところです。※実際は、時間がなくて短期間での合格を目指す羽目になりましたが…
Ⅱ種の難易度はどれくらい?

合格率は回によって変動はあるものの、おおむね60%前後でしょうか?
試験は、マークシート式で4択問題。記述や論述はありません。
難しかったポイント
学習を進めていくと、なじみのないキーワードが頻繁に登場します。
「EAP」「ラインケア」「コルチゾール」…
こういった専門用語が当たり前のように出てくるので、まずその用語の意味を理解するところから始める必要があります。
あと、公式テキストが約350ページとかなりのボリュームなので、最初に見たときは「これ全部やるの……?」とちょっとひるみましたね(笑)
逆にやりやすかったポイント
一方で、キーワード理解の必要はあるものの、内容そのものは決して難しくないと思います。
健康管理やコミュニケーション手法など、社会人として働いていれば「確かに!」とイメージしやすいテーマもあり、そのような分野は理解が早かったですね。
「法律の条文を丸暗記する」みたいな勉強ではなく、「なぜそうなのか」を理解しながら進められるので、頭に入りやすかったです。
また、試験問題も捻った問題は少ないこと・また過去問から同テーマが出題されることも多く、こちらも助かった部分ですね。
独学でいきなりⅡ種に合格できる?

結論、いきなりⅡ種でも合格できます。
Ⅱ種はⅢ種の内容を前提知識として求めているわけではないので、いきなり受けても合格できます。
実際、私がそうでした。
ただし、学習期間が短い方は勉強の進め方ががとても大事になってきます。逆に言うと、正しい方法で進めたら1か月ちょっとでも十分間に合います。
「じっくり土台から学びたい」という方はⅢ種から始めるのもアリです。また、Ⅲ種はⅡ種よりも難易度が低いので、まず自信をつけるという意味でも全然アリだと思います。
約1ヶ月で一発合格した学習方法
それでは、実際に私が学習した方法を説明します。
使用したテキスト
下記の2冊があれば十分合格できます。
・メンタルヘルスマネジメント検定試験公式テキスト Ⅱ種ラインケアコース
・メンタルヘルスマネジメント検定試験 Ⅱ種ラインケアコース 過去問題集
短期合格を狙っている方は、この2冊に集中するのが効率的です。
私が実際に行った学習方法
【ステップ1】
まずはテキストを1章ずつ読む。
【ステップ2】
1章分を読んだら、該当章の過去問を解いてみる。
①問題文が正しければ「〇」、誤りなら「×」を直接書き込む。
②誤りの問題には、どこが違うのか直接書き込む。
③自分で解いてみて不正解だった問題にはチェックマークをつけておく。
【ステップ3】
次の章へ進む(STEP1~2を繰り返す)
【ステップ4】
2週目以降は、自分で書き込んだ過去問(特に前回間違えた問題)を
ひらすら読んでいく、を繰り返す。
はじめはしっかりとテキストを読み込む必要があります。ですが、最後までテキストを読んだあとに過去問をやり始めても、テキストのはじめの方の内容をほとんど忘れています(私の場合)。なので、テキストでインプットした直後に過去問でアウトプットをする、というサイクルを大切にしました。
2週目からはほとんど過去問を使用しています。テキストは思い出せない・不安な論点の振り返り用に使用していました。
やってよかった&助かったポイント

① 学習分野の全体図を1枚の紙にまとめる
テキストを読みながら、学習分野の関連性を書き出し1枚の紙にまとめておきます(上記はAIで作成した一例です)。スペースの関係上1枚では難しい場合は、2枚でも3枚でもいいのですが、重要なのは全体像を掴むこと。「この話はあっちの話とつながっている」という全体像や関連性が掴めると、バラバラに暗記しようとするより格段に定着が早くなります。私は、勉強中は常に手元に置いて確認していました。
② 過去問題集には該当テキストのページ番号を記載されている
私が活用した過去問題集は、過去問がテキストのどこに対応するか記載されているので、必要に応じて振り返りがスムーズにできました。
③ 記憶定着には想起学習を意識する
「テキストを読む→ 閉じる → 内容を思い出す」という流れを意識して繰り返しました。(過去問を解く時も同じです)ただ読み流すよりも圧倒的に記憶に残ります。「勉強した内容」を思い出す作業こそ、記憶定着に重要です。
④ 赤ペン&赤シートを活用する
赤ペンでテキストや過去問に書き込むと、あとで赤シートで隠してすぐに暗記チェックができます。スキマ時間の活用に有効です。
NGパターン
①テキストを何度も読むだけで、問題演習が不足している
アウトプットなしに知識は定着しません。過去問演習は必須です。
②テキストを最初から完璧に仕上げようとする
350ページを丁寧に読みすぎると、後半が手薄になります。テキストを読むページを細かく分けて、すぐに過去問を取り組みましょう。
一緒に受けた部下の勉強方法
同じ職場の部下も、私と同じタイミングでこの検定にチャレンジし合格しています。
使用したテキストは私と同じ2冊ですが、勉強の進め方は少し違います。
– テキストをじっくり読む
– YouTubeの解説動画を見る
– 1章ごとに過去問を解いていく
部下はどちらかというと、映像コンテンツを使いながらじっくり理解を深めていくスタイルでした。テキストだけだとどうしても頭に入りにくいという人は、YouTubeを組み合わせる方法も全然アリだと思います。検索すると、メンタルヘルスマネジメント検定の解説動画がいくつか出てくるので、活用してみてください。
また、有料アプリを購入し、スキマ時間に活用していました。購入した部下は「かなり使い勝手がよかった」と好評でした。興味のある方は購入してもいいかもしれませんね。
取得後、実際どう役立ったか?
合格してから数ヶ月が経ちましたが、「勉強してよかった」と思う場面が思ったより多いです。
まず、スタッフとの日常会話の中で、メンタル不調のサインに気づきやすくなりました。
以前なら「なんか最近元気ないな」で終わっていたところが、「これはもしかしてストレスが相当溜まっている状態かもしれない」と少し踏み込んで考えられるようになっています。気にしすぎの場合もありますが。
また、実際にメンタル不調のスタッフに対してどう接するか、どんな言葉をかけるべきか、逆にどんな言葉はNGか、という具体的な対応方法を知っているだけで、接し方がまったく変わります。
今回の勉強で得ることができた知識がなければ、不調のサインを見逃すか、逆にこちらの対応が良くない方向に働くか、どちらかのリスクがある。
そのリスクを減らせるというのが、一番大きな取得後のメリットだと感じています。
まとめ
・合格率は60%前後。
しっかり勉強すれば十分狙える資格
・いきなりⅡ種から受けても大丈夫。
・テキストと過去問の2冊だけで合格できる
・過去問への書き込み+想起学習が効果的
・1ヶ月ちょっと・約60時間で合格できた
・取得後は現場での動き方・対応の質が変わる
メンタルヘルスの問題は、「自分には関係ない」と思っているうちに突然目の前で起きます。管理職や先輩社員の立場にある人ほど、知識を持っておく価値は高いと思います。
「スタッフが辛そうにしているのに、どう動けばいいかわからない」——そんな状況を変えたい方に、ぜひ挑戦してみてほしい検定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もしよければこちらもどうぞ!



