100点合格者が伝えるビジネスマネジャー検定の受験レビュー|現場で役立つ学習法と体験談

ビジネスマネージャー検定で100点とった時のはなし。 採用・人材戦略

お疲れ様です。

今回は、私自身がビジネスマネジャー検定試験®(東京商工会議所主催)を受験し、結果として100点を取った経験をもとに、「試験の概要」「学習方法」「サービス業の現場で活かせる場面」の3本立てでお話をします。

結論、管理職の基礎固めにも実務にも役に立つ検定でした

ビジネスマネジャー検定とは?内容・難易度

ビジネスマネージャー検定の試験結果が100点だったときの画像

ビジネスマネジャー検定とは、簡単に言うと管理職に必要な「マネジメントの基礎知識」を体系的に学べる検定試験です。「人と組織」「業務」「リスク」の3つのカテゴリーを中心に、学習を通じて「業種を問わず管理職なら共通して身につけておくべき重要な基礎知識」を習得する機会を提供しています。

【過去2年の試験データ※東京商工会議所のデータ】

  • 2024・2025年の平均受験者数:約6300名
  • 2025年の平均合格率:71.3%(2024年:32.3%)
  • 合格までの学習時間:30~50時間

年度によって合格率の変動が激しいですね。

あと、①受験日を選べる、②自宅のPCでも受験OK、③年2回開催など、比較的受験の利便性が高い試験という点も特徴です。

【ぜひ資格取得をご検討いただきたい方】

  • マネジメント知識が必要だと感じている方
  • リーダー職になったばかりの方
  • 今の進め方で本当にいいのか?と少しでも自分の業務に不安がある方

詳しくはコチラ(東京商工会議所HP)


公式テキストの特徴

テキストの内容は大きく4部に分けられており、

  • マネジャーの役割と心構え
  • 人と組織のマネジメント
  • 業務のマネジメント
  • リスクのマネジメント

の構成になっています。

テキストは400ページ弱と、正直それなりに分量はありますが、

  • 抽象論だけで終わらない店舗・職場を想定した具体例が多い
  • 図表が多く、論点が整理しやすい
  • 人材マネジメントの章は、サービス業に従事している方ならなじみのある論点が多い

ということもあり、比較的スラスラと読み切れる内容だと思います。


資格取得までの背景

私は中小企業診断士の受験経験から、ある程度の店舗運営の知識はありますので、多少の興味はあったものの、正直、取得の必要はないと思っていました。(一応、テキストは持っていましたが)

そんな中、部下である店舗の主任2名から「業務に直結するスキルアップがしたい。」という相談を受け、この検定をおすすめしました。

すると予想以上に好評!その後、

「もちろん、店長も一緒に受けますよね?」

と言われ、逃げ道を塞がれた形で一緒に受験することになりました。。。

受験までの学習期間

結論、3名とも無事合格できました。受験までの学習期間(時間)ですが、

・私が約3週間(約20時間)
・主任2名は約1か月半(1名の主任:80時間/もう1名は未計測)

主任2名とも、知識はゼロからのスタートです。

当然、マネジメント知識があるなしで大きく学習時間は変わります。


100点を取った私が実践した学習手順

ビジネスマネジャー検定で100点をとったときの勉強方法の画像
  1. 過去問題から着手
  2. 間違えた問題の論点をテキストで確認
  3. 間違えた理由・キーワードをExcelに整理
  4. Excelを見返しながら復習
  5. 試験直前にもう一度全過去問を解く

私の場合は、一定のマネジメント知識はあったことや受験日まで時間がなかっため、そのまま過去問から着手しました。間違った問題はテキストで論点ごと読み込み、間違ったキーワードや意味などをExcelに入力する方法を繰り返しました(休憩中や空き時間に定期的に振り返る用。)選択式の過去問の場合、間違った選択肢のみ注意がいきがちですが、他の選択肢で理解していないキーワードや怪しい論点があれば振り返り・Excelに入力します。

初学の主任がつまずいたポイントと乗り越え方

次に主任2名の勉強方法ですが、

  1. 店長のアドバイス通り、いきなり過去問から挑戦するが → 内容が理解できず撃沈
  2. 章ごとにテキストを読み込む
  3. 該当章の過去問を解く
  4. この流れを3周

主任2名が苦戦したのは、普段から携わる機会がない①経営計画・事業計画、②財務諸表、でした。①と②についてはテキストを読み込み、それでも分からない場合はYouTube動画で勉強したそうです。


受験してみた結果(資格取得は意味があったのか)

一緒に受験した主任2名とは、普段から学習の進捗状況についてやり取りをしていました。学習期間中も受験後も「非常に勉強になる」「受けてよかった」という声をもらったときは、うれしかったですね。※テキスト・受験料は店舗負担だったので合格を聞いたときもホッとしました、、

主任からは今回の学習を通じて、

  • 部下育成の際になぜそのやり方にしたのか」を相手に説明できるようになった。
  • 部下のタイプ・状況に応じて指示型・支援型などの「リーダーシップの関わり方」を意識的に切り替えるようになった。
  • なんとなく肌感覚で行っていた管理業務に対して、自分の中で「判断軸」を持って行動できるようになり、自信がついた。
  • 各業務にどのようなリスクがあるのか・また対策方法を知ることが出来た。

という変化があったと言っていました。

私が感じたメリットとして、

  • 主任2名にマネジメントの共通知識があるため、私がなぜその判断をしたのか?をわざわざ説明しなくても理解しており、スムーズな業務遂行に役立っている。
  • 受験した2名が、部下にマネジメントの説明をしている姿を見ることが増えた。

があります。

最後に

この検定試験をネットで調べると、「役に立たない」「意味ない」などの検索を見かけますが、確かに取得したからといって、直接、転職活動や昇進・昇格にプラスとはならないかもしれません。

ただ、ほとんどの資格に言えますが、あくまで取得が主目的ではなく、学習した過程でどのように自身の業務に活かし行動に変化を起こすのかがもっとも重要なはずです。知識だけあっても仕方ありませんからね。※私は100点取りましたが、もちろん昇進・昇格はしてませんし、主任以外の誰からも褒めてもらってません(笑)

少しでも興味を持たれた方は、ぜひ学習を検討してみてください!